国際サービス
SECの会員である格付および検査機関はすべて、米農務省(USDA)の動植物衛生検査サービス(APHIS)の認可を受け、EUなどの諸外国が要求する乾燥窯での熱処理の証明書、並びに樹皮の剥離および防虫管理の証明書を発行します。
リクエストに応じて、会員企業が出荷した木材の等級と数値の精度を認証する検定証も提供します。結果に異議のある場合は、世界中どこでも再検査を行うことができます。含水率20%以下であることを認証する、乾燥窯での乾燥証明書も提供しています。これに加え、特定の国が要求するUSDA植物衛生認定書の取得に備えて、企業のために文書を準備する権限も与えられています。
4つの格付機関すべてが米国木材規格委員会の認可を受け、全米等級規則のもとで等級づけを監査し、日本向けの構造用木材に対する等級づけサービスを行っています。これらSEC格付機関は機械強度規格の木材については日本農林規格のJAS 702、構造用ディメンション・ティンバーについてはJAS 600に準拠して、等級づけサービスを提供することを、日本の国土交通省から認可されています。さらに日本政府は、建設現場へ直接出荷される構造用製品にJASの保証マークを押すことのできる製材所を認証する権限をWWPAに与えています。
含水率
「乾燥した」という言葉は木材関係の用語としてやや誤解を招きやすい面がありますが、アメリカの等級基準においては厳密な意味を与えられています。S-DRYとは窯での乾燥と自然乾燥のいずれかを意味しますが、KDは窯での乾燥のみを意味します。
構造上の等級では、「乾燥した」とは製品が自然乾燥、乾燥窯での乾燥にかかわらず、表面加工前の含水率が19%以下であることを意味します。こうした木材には通常、S-DRYのスタンプが押されます。ただし、窯での乾燥を行う製材所の中には、一部KDマークを使用するところもあります。ヘム/ファーは一般に表面加工前に含水率19%以下となるまで乾燥されます。含水率15%以下で表面加工された木材はMC15、また窯で乾燥された場合にはKD15のスタンプが押されます。ヘム/ファー構造枠組部材の約80%はS-DRYまたはKD15として製造されています。
外見目的の等級を与えられた製品では、「乾燥した」とは、節無しとほとんど節無しの高級木材、例えば「クリア」、「インダストリアル・クリア」、「セレクト」、「フィニッシュ」等級の製品において、最大含水率が15%であることを意味します。この基準で製造された木材は通常、MC15のスタンプを押されますが、S-DRYのスタンプを押される場合もあります。外見目的の等級の中でも、節のある等級、例えば「ボード」、「マーチャンタブル」、「コモン」級の製品に関しては、「乾燥した」とは最大含水率が19%であることを意味します。このような木材は通常、S-DRYのスタンプを押されますが、窯での乾燥を行う製材所の中には、一部KDマークを使用するところもあります。
再加工あるいは接着用のヘム/ファーは、含水率が用途に適したレベルや個々の等級で規定されたレベル、または売り手と買い手の間で合意されたレベルになるまで、温度・湿度の制御された乾燥窯で乾燥、あるいは桟積みされて自然乾燥されます。
含水率の定義と指定は国によって様々です。例えば、オーストラリアでは含水率15%以上の木材はすべて「未乾燥」とみなされます。
等級スタンプ
構造材は設計値(エンジニアリングと建築のための強度と性状を数値で示したもの)を割り当てられているため、建設条令その他の規制事項で、構造材製品に明確な等級スタンプを押し、認定済みの登録商標をつけるよう義務づけています。
127mm×127mm(公称5×5インチ)以上の大断面の木材を例外として、ほとんどの等級スタンプには以下5つの基本項目が含まれています。
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