ポンデローサ・パイン
パイナス・ポンデローサ

等級付けと品質管理

等級付け

 ポンデローサ・パインやその他のソフトウッドの品質は、製材等級格付基準により、製材所の違いに関わらず一貫したものとなっています。ポンデローサ・パインの主な産地である西部の12州において、ほとんどのパイン材は、ウェスタン・ウッド・プロダクト・アソシエーション (WWPA)公認検査官の監視のもとで等級付けがなされます。同組織は、米国商務省傘下の米国木材基準委員会(American Lumber Standard Committee, Inc.)認定の等級付け及び品質管理機関です。最も多く生産されている等級はセレクト級、コモン級、そして再加工用のファクトリー&ショップ級です。バイヤーとの交渉次第で、特別等級を注文することも可能です。

外観による等級

 ポンデローサ・パイン材は、主に外観に基づいて等級付けされ、様々に応用されています。WWPA のウェスタン・ランバー等級基準下では、セレクト級(無節またはほとんど無節)は3つの等級、コモン級(様々な種類の節や、他の特徴が認容される一般使用向け製品)は5つの等級に分かれています。またWWPA 会員の製材所の多くは、ウェスト・コースト・ランバー・インスペクション・ビューロー (WCLIB)制定基準にも従っています。これらの等級基準では、節の数、サイズ、タイプや他の特徴に基づき、板材で5つの等級が設けられています。 

構造上の等級

 ポンデローサ・パインの構造上の等級は、軽度から中程度の強度が必要とされる場合に使われます。防腐加工が施された2X4と2X6サイズは、屋外デッキ建築の際、地中または地上用素材として特に人気があります。

再製材用の等級

 ファクトリー&ショップ級の木材は、家具、ドア、窓、鎧戸などに再加工されるために利用されます。この等級の木材には、樹脂ややにつぼがほとんど皆無で、均質な木目を持ち、寸法の変化が少ないものが選ばれます。これは製材所の裁断サイズを基に作られた等級で、木材を縦挽き及び横挽きすることにより、標準サイズでクリアな製材が何枚取れるかによって定義されます。この等級の製品は、業界ではよく「経済的クリア」と呼ばれており、無節で様々なサイズが要求される多くの製品において世界中で利用されています。

応接間:ドア、窓、モールディング、パネリング、軒下天井、鼻隠しに、ポンデローサ・パインが使用されています。木材の自然の色や特性を活かすために透明な仕上がりが施されています。 

出窓:加工のしやすさ、外観の良さ、優れた性能といった理由から、ポンデローサ・パインは木製窓製造業者から好まれています。窓には通常、ファクトリー&ショップ級が使用されます。

キッチン:ポンデローサのキャビネットとフローリング。ロッジポール・パインの円柱。